914925 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

心のままに・・「き・ろ・く」

心のままに・・「き・ろ・く」

(2009.1~3)



r,book 読書感想r,book

前のブログに載せていたものもここにも「き・ろ・く・」

「読書感想」はあくまでも私自身が
感じたこと、「つぶやき」です
テーマ読み込みも的を得ていないだろうけれど
その時に感じたことを忘れないうちに
「き・ろ・く」


【2009.1~3】


1.10 
「まず、石を投げよ」久坂部羊

今年最初に読み終えた本です
メディカルミステリーの好きな私、
今年もこのジャンルからです
以前から気になっていたこの作家さんも医師です

医療ミステリーの好きな私としては
まずは1冊は読んでみようと・・・
ベストセラーになった「破裂」にしようかと
迷ったけれど新刊のこちらを読むことに・・

長編で読み応えもあったけれど・・・
ミステリーとしてもちょっと物足りない感じも

医療ミスが起きたときの医師の患者に対する姿勢が
かかれています
実験を通して医療ミスを犯した医師が
どう対処するか・・
予想はできたものの恐いものがありました

一つドキリとしたところ・・
「医師の好き嫌いで患者を死なせる」
・・こんな言葉が・・

医師も普通の人間だれにでもある「心の闇」と
闘っているのでしょうか・・
そういえば確かベストセラーになった「破裂」でも
かなりショッキングな言葉で話題になったような

「医者は、三人殺して初めて、一人前になる」

これは他のメディカルミステリーでもよく引用されているような
(どの作品だったかしら・・・)

主人公にも登場人物にもあまり共感できず
私としてはあまり読後感が良い作品とは
思えない1冊でした

でも「破裂」・・これはいずれ読んでみようと・・

たくさんの医師が作家として読者に伝えたいこと
これは考えていかなくてはいけないことだと思いました

この作家さん1冊目ですがそれを強く感じました

医師のみならず患者、それをとりまく医療全体の
環境がより以上よくなるように・・・

これがテーマだと思うから


1.16 「脳内出血」霧村悠康

この作家さん昨年初めて読み始めこれが4冊目・・・
(昨年図書館でかりたものの読み終わらず
返却となって再度トライ)

前に読んだ本の感想はこちら
今までに読んだ3冊と同様、内容的に現役の医師が
内部事情をこれだけストーリーにする勇気に今回も感心しつつ

この本はよくある医師と患者とのかかわりでなく
「論文捏造」による大学内部関係、男女のもつれ?

ミステリーとしてはなんとも・・
とにかく最初は専門的なことがことが多く読みにくかったですね

こんな人物を出す必要性?
どうしてこうなるのか?
なんて思わせるところがありがなら
エピローグではちょっとユニークなところも・・
(これも含めて)

読みすすめて頻繁にでてくる「逆」のニュアンスの言葉

医療のみならず

角度を変えて考えると・・
視点を変えてみると・・・
違うことが見えてくる

なんだかこんなことがテーマなのかしら
この作品、私の好きなタイプでないことを感じたのは
やはり共感できる登場人物がいなかったことでしょうか


1.24 「償い」矢口敦子


前作「証し」に続いて・・・

この作品2001年に刊行されているのに
なぜか昨年かなり話題になっていたような・・

どちらも思ったのがミステリーなのに
このタイトル・・

ミステリーとしては結構楽しめたけでなく
文中で語られている

「人の肉体を殺したら罰せられるけど、
人の心を殺しても罰せられないのは不公平
他者の心を傷つけたものは
どうやって裁かれるべきなのか・・」

テーマは「心」なんですね
それをうまくミステリーにして
楽しませながら考えさせてくれた作品でした

読みながら今まで読んだ「薬丸岳作品」を思い浮かべました



1.25 「エンブリオ」帚木蓬生

この作家さん、私がメディカルミステリーに
興味を持ち始めた頃に続けて4冊読みました

「臓器牧場」「閉鎖病棟」「安楽病棟」「賞の柩」
 
経歴がちょっとユニーク東大文学部卒でTBS勤務、
退職後に九大医学部、それから精神科医、執筆活動

この作品図書館の蔵書リストで選んだので
内容はわからずただタイトルの「エンブリオ」に興味津々
「エンブリオ」・・・受精後8週までの胎児のこと

高度生殖医療の発展にともなういろいろな問題
ストーリーはかなりショッキングなものでした

「年間誕生する赤ちゃんとほぼ同数かそれ以上の
胎児が人工中絶されている」と・・

中絶も母体の状態、環境・・色々なことがあって
すべてを否定するものではないにしても
この数には驚かされます

幼児虐待、子殺しを頻繁に耳にする中で
子を持つことを切に願っている人達に
子どもを授けてあげたいという
主人公の医師の気持ちにはうなづけるものがあっても

「エンブリオ」をファームと呼ばれる実験室で
(先に読んだ臓器牧場を思いだしました)
「培養」「飼育」「出荷」という言葉で
表現するところ

また、自分のその実験のために簡単に殺人まで犯すという
なんともアンバランスなところには共感がもてませんでした
「命」ってなんですか?・・問いかけたい感じです
これがラスト?・・・長編だっただけにちょっと・・・でした


1.31 「愛が理由」矢口敦子


病院に一緒に持っていった
神山作品「サスツルギの亡霊」を読むつもりが

さらりと読めそうなこちらから・・
う~ん・・・
術前のバタバタの合間や
術後の副作用をまぎらわせようとしながら
またボーっとしながら読んだせいか
途中ストーリーがよく理解できなかった感じです

ミステリーだけど恋愛小説?と思わせるところあり
最後はなるほど~
違ったシチュエーションで読んだなら
けっこう面白い作品だったかもしれません

もう少しこの作家さん読んでみたいかな~
さて、次は期待の神山作品、「カタコンベ」のように
ハラハラさせられるでしょうか・・
楽しみ~


2.4  
「サスツルギの亡霊」神山裕右


江戸川乱歩賞受賞作「カタコンベ」(感想はこちら)
に続く作品

受賞作も「ケイビング」というスポーツを

初めて知り興味深く読みましたが
今回南極を舞台にしたミステリー
いろいろを想像をめぐらせて楽しく読んだ1冊です

参考文献もかなりたくさん
かなり勉強なさって書かれたものなのでしょう
受賞作の「ケイビング」も経験なくてあのストーリーでしたから・・

前作同様登場人物がちょっと多く複雑でしたが
登場人物の言葉の表現で

それぞれの「心の中」を読み取る感じが
なんともいえず

またこの作家さんの文章表現・・
私は好きだわ~

まだ新刊はでていないようですが
今頃たくさんの資料に囲まれて
着々と??
楽しみです



2.17   
「結婚不成立 上下」シドニィ・シェルダン


お気に入りの作家の一人です
「ゲームの達人」ですっかり気に入って
20冊位読んでいるかな~

でもこの作家さん、とてもおもしろいものと
すぐに先が見えてしまうようなイマイチのものと
差があるような・・・

ミステリーやちょっと重たいテーマの合間に
サクサクと読める本でした

この作品は15組の結婚生活をしている夫婦のもとに
実はその結婚手続を行った治安判事の免許切れのときで
「結婚不成立」と知らせが来る・・・

「あなた達の結婚は無効です」
そういわれたら?さてどうしましょう・・・

それぞれ15のエピソード、
ふ~ん、なるほど~、そうかな~、それはないでしょう~
・・と楽しみながら読んだ一冊でした
作家さんの旧友の「フランク・シナトラ」の登場
これもまたびっくり、8回も結婚、離婚している??

さて、我家にそんな知らせが届いたら?
聞いてみたいような?恐いような?
(ちょっと迷われたりして・・・)
・・ひょっとしてそんな人たくさんいるかもしれませんよね~



2.21 「小さき者へ」重松清

 これは入院中に読もうと思って
ミステリーや重いものよりも
さらりと読めて心がホッとするようなものが
・・・と我家の本棚から選んで病院に持っていったもの

有名な作家さんなのに
直木賞受賞作「ビタミンF」を初めて読んで
2冊位読んだかな?程度

息子が好きな作家さん、中学から読んでいたよう
これも息子が読んだものらしい・・
今夫も「季節風」秋を読んでいる

この作品は「家族(子どもと主に父親)」がテーマの6つの短編集
(この作家さん「家族」をテーマにしたものが多いのかな)

どれも心温まる、ほろりとさせられるストーリー
中でも表題作の心を閉ざしていた息子へ綴る手紙
これには涙・・

ふと、この本を読んで息子はどんな風に感じたのだろう・・
受け止めたのだろう
ちょっと考えた

また登場人物の親の立場で考えたら・・・
またまた考えた
なんだか心じんわり温まり
そしてたくさんのことをアドバイスしてもらったような
そんな一冊だったかな

大好きなミステリーの間に
読んでいこうと思った作家さん



2.23  
「逆転ペスカトーレ」仙川環

 今まで読んだ「感染」「治験」「聖母」「無言の旅人」「転生」
これらの作品が
私の好きなメディカルミステリー、
かなりインパクトのあるもので
考えさせられるものでもあったので
ちょっと物足りなさが・・・  

この作家さんがこのタイトル?というのも
興味があり
(そういえば「ししゃも」なんていうのもあったかな)

ミステリーというほどでもないし、
かといってすご~く心温まる・・・・というほどでもなく
さらりと読むにはいいかしら~

やはりこの作家さん、医療ものがいいような?



2.28  
「ねじれ(医療の光と影を越えて)」 志治美世子

 図書館の「医療関連」のコーナーで
何気なく手にした一冊
ペラペラするととても興味部深く
気がつくとその場で40数ページを読んでいて
借りて帰ることにしました

「第5回開高健 ノンフィクション賞受賞作」だそうです

医療事故、ミスの疑いのある裁判
それに対して医療者側、患者側
それぞれの立場や環境の中で
どうとらえていけばいいのか

大切な人の納得のいかない「死」を
どう受け止めるのか・・

一般の医療知識のない人が受ける治療や
密室で行われる手術

色々なところで耳にしたり目にしたりする
医療関係者の過酷な環境の中で
完璧はありえないでしょう・・

でももし起きてしまった
事故やミスについて隠蔽(またはごまかし)が
あったとするとこれは許されることではないと思う

亡くなった人は戻ってこないけれど
事故にせよミスにせよ
医療者側の誠意のある対応で
「死」を受け止められるのでは?

内部告発という形をとった医師や看護師たちの立場

医療裁判の難しさ・・

簡単に言えることでないけれど
医療の進歩のみならず
医療者側、患者側、両方における
環境の改善を願わずにいられません

13年前に心にモヤモヤとした悲しい父の死を経験し
これからもずっとお世話になっていくだろう
病院や医師たちを思い浮かべながら
読んだ一冊でした



3.8    
「エッジ 上下巻」鈴木光司

「久しぶりに鈴木光司の新刊読もうかと
図書館にリクエストしたのよ」

「あの番組(夫が欠かさず観ている週間ブックレビュー)に
出ていて本人がかなり力をいれた作品だって話してたよ~」
「ふ~ん・・・」
なんて夫とやりとり

感想はというと・・

数学、物理、化学・・出来れば関わらずにきたいと思ってきた
私にとっては読み始めは・・・う~ん・・

ということは・・それらに興味のある人ならば
より以上に奥深く、きっとゾクゾクとするような
感じで読み進んで行ったでしょう

・・・そんなことをまず感じた本
と同時に想像するのはSF映画

上下巻の長編・・・
ぐいぐいと引き込まれていくものの
スケールの大きなホラーともいえるし?
ミステリー?ともいえる?

登場人物のつながりにちょっと
すっきりしないものを感じたのは読み込みが足りなかったのかな?

でも将来こんなことが絶対ないとはいえないものを
感じられ鳥肌がたってしまったり・・・

ラストがああなるとは・・・
結構楽しめた一冊でした

他に読んだ鈴木作品
「リング」「らせん」「ループ」「光射す海」



3.10   
「モラルの罠」夏樹静子

夏樹静子さんといえば「サスペンスドラマ」を
思い浮かべる私・・
ずーっと昔に何冊かは読んでいるはずだけど
思い出せない・・

久しぶりに図書館で見かけて読んでみようと・・

これは「大活字版」(3分冊)
(手元が見ずらくなってきたので大きな文字は
ペースもあがります)

5編の短編集
読みやすくてあっという間に読んだ一冊

感想といえば・・・

どれもが2時間ドラマになりそうなストーリー
ミステリー?というには
ちょっと物足りないかな

一見何の悩みもなく幸せに暮らしている人が
実はいろいろな悩みや秘密をかかえて
それがあるきっかけで大問題に発展する恐怖

かといえば今の世の中、
何のかかわりもない人から受ける被害の恐怖

恐いな~、ふ~ん、なるほど・・・
女性のほうが恐いんだ・・
(これは読まなくてはわかりませんね)

楽しみながら読んだ本



3.14 
「研修医純情物語 先生と呼ばないで」川渕圭一


何時も同じ作家さんばかり読んでいる私
ここでの読書仲間の方たちのお勧めも読みたいし
もっと視野を広げて・・と
図書館に出向いたときにも一回りしたり

それでも手にしたのは医療関係

この作家さんの経歴がすごいです
東大工学部卒、パチスロ、サラリーマン
うつ病と診断され引きこもり・・

それから医師目指して京大医学部卒、37歳で医師

医師であった父親をあの「ホテル ニュージャパン」で
亡くされています

研修医となって経験した大学病院内でのできごとを
通じてつぶやき、愚痴、疑問、怒り・・
様々な想いが書かれています

大学病院で何度か長期の入院を経験しているので
その時の医師、看護師、助手、患者・・
人間ウォッチングを思い出しながら楽しみました

文中に(もっと書きたいところはたくさんあるけれど
一番はこれかと・・大体をまとめてみるとこんな感じです)

「むやみに寿命をのばすことよりも与えられた生をいかに楽しく、
充実したものにしていくかに心を配るべき、
医療は人のその限りのある人生をできるだけ苦しまずに
より快適にすごしていけるよう手助けするもの」

色々なところに伺える人柄、医師として
しっかりした信念をもったところに
とても好感が持てました

多分書店でとても目立ったり、手にすることは
少ないのかもしれないこの作品
読んだら「読んで良かった」と思える一冊でした

この本の発刊が14年・・
あれからどんな医師になっているのか
とても気になるのでした

・・とここまで書いて
本の裏表紙しか見てなかったことに気づき
調べてみると・・

なんと、訂正、訂正~

なんとこの作品「ベストセラー」だったようです・・
それにこれから数冊発刊されてました
興味津々!


3.17 「再発」仙川環
 

新刊が出たので内容も知らず図書館で予約
(新刊だけど文庫本?・・改題作品?でも調べもせず)

おや~読んだことのあるようなストーリー・・
あ、江戸川乱歩賞受賞作家の川田作品と似てる?

やはり「白い狂気の島」とダブってしまったせいか

今までで読んだ仙川作品のなかでは
私としては一番インパクトのないものに感じられました


3.18  「夕映え天使」浅田次郎

夫が好きな作家さんで前から勧められていました
こんなに有名な作家さんなのに
読んだことがない?かな

(そうだ・・「蒼穹の昴」途中で断念したんだわ)

6編の短編集で主人公が50~60代の男性

読みやすかったしなかなか良かったです
人の温かみがとても感じられました

その年代の男性が読んだらもっと
しみじみ・・って感じなのでしょう

昨年見たDVD
妻夫木聡さん主演の「憑神」も
この方の作品
ご本人もラストにチラリ・・

他の作品も読んでみようと思います

まずは我家の書棚から探すことに・・


3.19 「誘拐児」翔田寛

第54回江戸川乱歩賞受賞作

今まで読んだ10冊以上の受賞作品
東野さん、真保さん、藤原さん、
野沢さん、薬丸さん・・とお気に入りの作家さんがたくさん

この作家さんは数冊出版はしているものの
私はお名前も知らなかったので読んでみようと・・

さすが受賞作、おもしろくあっという間に読めました

文章表現も私としては
「わ~こういう表現いいな~」なんて
思うところが何箇所もあったりして

登場人物に温かいものを感じたり
読後感のとてもよかった作品です


 「乱反射」貫井徳郎

「週間朝日」に連載されていたものです
海堂尊さんの「極北クレーマー」を
図書館に読みに行ったときに連載中で
気になっていた作品

いつものようにストーリーは詳しく書きませんが
長編で登場人物がとても多くそのすべての人がその
「死」「犯罪」(といえる?)にかかわっている
・・というもの

誰の心の底にも普遍的に潜んでいる些細なわがまま
自分さえ良ければいいと社会のルールを犯すこと

読んでいてひとりひとりの人物に

「いるいる、こんな人・・」
「いるかもしれない・・こんな人」
「え?自分もひっとして?・・」

そんなことを思いちょっと鳥肌がたつ思いが・・

読後感はずっしりときたけれど
自分を取り巻く環境、
その中の自分の行動・・あらためて
きちんと見直さなくては・・なんて思いました

読み応えのある1冊でした
他に読んだ貫井作品「迷宮遡行」



3.28 
「鉄道員(ぽっぽや)」浅田次郎

直木賞受賞作品

前回読んだ「夕映え天使」同様とてもよかったです

「鉄道員」含む8編の短編集

さすがに高倉健主演で映画化された「鉄道員」は
観てはないけれど知ってました
原作を読んで涙がポロポロ・・

高倉健さん演じる主人公、良いでしょうね~
DVDチェックかな

どの作品もじんわり・・・

またまた浅田作品続きそう・・
実は手元に短編集、スタンバイ

長編もいいらしいのでそちらもトライ
(でも歴史ものは無理かも・・)

夫が「シェエラザード」もよかったと
読みたい本がたくさんだわ


3.29 
「とび出せ、ドクター(研修医純情物語、旅立ち篇)」 川渕圭一

「研修医純情物語(先生と呼ばないで)」の続編

中年医師の爽やかな楽しい青春小説
といった感じでさらりと読めた本

でも今の医療の環境
患者と医師とのコミュニケーションの大事さ
大学病院の良いのか悪いのか旧套墨守の体制
こんな先生がたくさんいたらいいのにな~

楽しみながらもこんなことを考えながら読みました


3.30   
「天国までの100マイル」浅田次郎

「夕映え天使」「鉄道員(ぽっぽや)」
と読んでお気に入りの作家さんの一人に加わりました

半分も読まないうちに目頭が熱くなり
鼻はグスグス・・
涙が何度もあふれて

前にも書いたことがあるけれど
私は闘病生活のうえに亡くなるとか
悲しい恋愛とか
先が見えるような、最初から涙することが
みえてしまうような小説は苦手

心にずっしりくるから・・

実はこのタイトルも読むのをどうしようか
迷いはしたのですが

でも今まで読んだ浅田作品
じんわり、心が温まる
そして、涙・・

登場人物が「温かい、熱い」
その一言一言が心に響く

主人公素敵な人たちに支えられています
素敵なドクターも登場します
ストーリーが医療にもかかわるので
一段と興味を持って読みました

「幸せ」って?

幸せのとらえかた、与え方、受け止めかた・・
そんなことがたっぷり詰まっている感動の一冊です
今年読んだ本の中で一番です

早くも今年の私のベスト3にノミネートって感じかな

これも時任三郎さん主演で映画化されてました
気になるな~




© Rakuten Group, Inc.